厄払い

Autumn color
(チェキ)
昨日(今日)のW杯・アジア最終予選カタール戦、勝ったからというだけじゃなくて久々に壮快。
壮快すぎて、今日の夜の講演会をおさぼりして再放送も堪能。
カタール、三次予選の時の日本みたいだった。
御陰さまですっかり厄払いできたような気がします。


いや、ほんと、この2週間、厄払いしようかしらと思ってましたから。
熱が出たり、大好きな友人が遠くに引っ越す事が決まったり、仕事場の配水管がはずれたり。
でもそんな事がちっぽけに思えるような事件もありまして、
事件というか、母に言わせたら「あんたが悪い!ももちゃんに万が一の事があったら、あんたのせいだ!」


いや、ほんと。全くその通りで返す言葉もなかったのですが。
熱が出たので、頻回に熱を測っていたわけです。
それでそのまんま体温計をテーブルの上にだしっぱなしにしていたわけです。
いくら食いしん坊のうちの犬たちでも、体温計は食べないだろうと。

ある夜の事、どこからか「ピピッーピピッー」という音が聞こえてくるのです。
目覚ましでもないし、電子レンジでもないし、なんだろうと音の出所を探すと、ももの口元。
嬉しそうにももが加えた体温計からそのピピッーは発せられていたのです。
慌てて取り上げると、先がない!
無惨にも食いちぎられていたのです。
あんた、それ犬ガムじゃないですから、ももちゃん。
水銀の体温計じゃなかったのが、不幸中の幸いですが、金属とプラスチックが消化されるわけもなく。
慌ててももをトントンゲホゲホさせてみるものの、食いしん坊のももが吐き出すわけもなく。
天にウンを任せてみることにして、ウン探索に励むこと数日。
それは全く排泄される気配もなく、いよいよこれは開けてもらって取るしかないかしらと覚悟を決めた日の夜。
仕事から帰ってきたら、見事に吐き出してありました。
毛玉にまみれて、それはななのベッドの中に鎮座しておりました。
ももは、食い意地が張っているけど小心犬なんで、私が許可しないものには絶対手を出さない。
だから今回の体温計も、きっと先に持ち出したのは、なな。
ももは、ももなりに、ちゃんとななに返したのでしょう。


これで23日にジェフが勝ってもらって、厄払い完了としたいものです。



生で見てる時は興奮してたので気がつかなかったけど、再放送を観ていたら日本ベンチの声が結構微笑ましい。
オーストラリア戦で、「今日のが出来過ぎだったんじゃない。これが実力」と岡田監督にみせてやってね。