写真展:Chiaro - Oscuro

大島利浩写真展「Chiaro - Oscuro
2007年10月8日〜25日
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泡盛の酔いは翌日に残らなくていいなぁと思いつつきちんと写真展についてのエントリーを。
いや、そういえば「うこんの力」を泡盛と一緒に飲んだのが効いたのかしら。
(???と思った方は、下記エントリー見てください。)
大島さん(Tommy)さんの初個展ゴールデン街のnaguneで開かれてます。
ゴールデン街不慣れな私たちをエスコートしてくれたくらちゃん、ありがとう。

今までFlickrなどで大島さん(あえてここではこう呼びたい気分)の写真を見て、いつも私が感じていたのは「この人は、人間が失った第4の色覚を持ってるんじゃないか。」疑惑。
哺乳類の祖先である古代の爬虫類は4色型でしたが、それが哺乳類の進化の過程で2色型→3色型と変化してきたと言われています。
彼がそれを持っているのは、更なる進化の結果なのか古代の能力が残存したものなのかはとんと知りませんが。
そんな大島さんが、今回の初個展で選んだ写真の多くがモノクロです。
バライタで焼かれた(一部インクジェット出力)大島ワールドが展開されています。
色を感じる細胞は錐体細胞、明暗を感じる細胞は杆体細胞。
あな恐ろしや、彼の網膜(眼底)は細胞でぱんぱんに膨れてるようです。
鳥類は4色型ですが杆体細胞が少ないし、そう考えるとやはり更なる進化と考えてあげたいところです。

10月25日まで開催とのことですので、是非その目で写真を見て、運良くご本人に遭遇できたら良く観察してみてください。
ちなみに大島さんの名誉のために言っておきますが、現在の爬虫類は哺乳類や鳥類に進化する過程で、3色型や2色型、色覚を持たないものになってしまったそうです。

友達だからとヨイショするようなウブな性格の私ではありませんので、まだ行ってない方は是非足を運んでみてください。
お店は夜7時から。日曜日はお休み。
お店での展示ですから、どうしても入れる人数に制限あり。
だから平日の夜がおすすめです。

大島(Tommyさん)'Flickr
Fotologue