フィルムベースの厚さ比較
ローライのフィルムを現像すると、乾燥後のカーリングが気になる。
コダックだと、フィルムをカッティングしてシートにしまって置けば、次の日にはフラットになっていた。
ローライだとキャリアーに挟むのが困難なぐらいカーリングしてる時が多い。
フィルムを吊るすお風呂場の床にお湯を撒いて湿度をあげてみたり、ドライウェルの濃度を換えてみたりしたけど、効果みられず。
とりあえずシートの上から本で重しをして1〜2日置いておくのですが、それでもピタッと平になりません。
フィルムベースの厚さがカーリングに影響してるとかいう記載をみつけて、各フィルムのベースの厚さを調べてみたので、とりあえずメモ。
小数点何桁で区切っているかで若干変わってきてしまうけど、120での比較データー。()内は135
- 100TMX: 0.11mm(0.13)
- 400TMY: 0.11mm(0.13)
- 400TX: 0.10mm(0.13)
- 100ACROS: 0.104mm(0.122)
- 400PRESTO: 0.104mm(0.122)
- RETRO100,400: 0.095mm(0.12)
- R3: 0.10mm(0.10)
調べているうちに初めて知った。
ローライのR3は、フィルムベースがトリアセテートじゃなくてポリエステル(PET)なんだ。
丈夫で長持ちポリエステル。
(Rolleiflex2.8F/retro100)