オシムさんお帰りなさい記念

オシム語録より

日本人は伝統的に責任を他人を投げてしまうことに慣れてしまっている。
工場ならそれでも機能するかもしれない。全ての責任を取締役に押し付ければいいんだからね。
けれどもサッカーでそれは通らない。サッカーでは上司も労働者も全員が一緒にいるわけだから。
(2003-06-01 Sportske Novosti紙)

日本人コーチに即興性、柔軟性、創造性が欠けているから、選手にもそれが欠ける。
コーチが本や紙を見ながらやっているうちに選手には違う現象が起こっている。
その現象を見てコーチが判断する。サッカーはそういうスポーツ。

コーチが変わらないと選手は変わらない。
(中略)創造性に欠ける指導者はヨーロッパにもいる。
そういう指導者からは、創造性に欠ける選手しか生まれない。
文化、教 育、世情、社会に左右されることはよくない。
サッカーは普遍的なもの。そして、 常に変わっていくからコーチも常に変わっていく必要がある。
(2003-11-10 2003年11月10日発売 サッカークリニック(12月号)日本人コーチが見たオシム・スタイルより)