アランくん

damiさんちのアランくんが亡くなった。
直接お会いしたことはないけれど、もうずーと私はアランくんのストーカーだった。

ななももと暮らし始めてしばらくした頃、アランくんのブログに出会った。
アランくんのブログに、「私も同じパピヨンです。」という一言を書きたいがために、ブログをはじめた。
既に有名ブログだったdamiさんのところに書き込むには、それなりの自分ブログのURLがなきゃ恥ずかしいから・・・という理由で。
丁度デジタル一眼(PENTAX *istD)を買った頃であり、私はななももの写真をせっせと撮って、ブログにアップした。
ペンタックスコンタックスの違いもわからず、露出ってな〜に?というレベルの私が、デジタルの気軽さで毎日毎日100枚近くの写真を撮り続けた。
アランくんのブログにコメントを書きたい一心で。
初めてアランくんのところにコメントを書いた時は、ドキドキだった。
何度も何度も書き直した記憶がある。たった2行ぐらいだったけど。


そして、
せっせとななもも写真をアップしてたら、ブログを通してPENTAX PEOPLEの方々と出会った。
中古カメラ屋さんという楽しい存在を教えてくれたのは、彼らだった。
自宅で現像が出来ることを教えてくれたのも、彼らだった。
彼らとの出会いがなければ、今回のグループ展にも参加できなかった。
そして、
せっせとななもも写真をアップしてたら、パピヨン飼いのブロガーさんを通して、大切な友人にも出会えた。
彼女への私の最初の質問は「ブローニーとかいうそのフィルムは、どこで買うんですか?現像はどこに頼むんですか?」だった。
彼女との出会いが、また大きな友人の輪を広げてくれた。
これらの出会いがなければ、私がローライコードを買うこともなかったし、たぶんカメラは今頃埃まみれになっていたと思う。
だから、全部アランくんのお陰なんだ。


アランくんが、ピーピーを買えば、うちにもピーピーが来た。
アランくんが砂肝ジャーキーを食べれば、うちでも作ってくれた。
アランくんが、お洒落な水入れを買えば、うちでも散歩の時に持ち歩いてくれた。
アランくんのお陰で、うちのななももは楽しい事がいっぱいできた。
アランくん、本当にありがとう。
アランくん、またね。