太った理由

台所
お盆休みを使って実家の山梨に帰省した。
母は在宅介護をお願いしている状態なので、田舎のお盆の諸々のしきたりをやらねばならない。
娘らしいことをしてない後ろめたさから、「お盆休み中は私が全部やるからヘルパーさんにお休みあげて」などと口走ってしまった。
犬2匹を引き連れ、実家に着いて、母に会った瞬間に言われた一言。
「そのカット(髪型)下手ね、似合わないわ」
母は相変わらず母だなと思った。


それでも私が作った料理を「美味しい」と言いながら食べてくれた。
「ごめん、味薄かったね?」
「ううん、美味しいわよ。でもちょっと薄いかしら。」
気弱になった母を感じた。


「美味しい」「美味しい」といいながら一生懸命食べてくれるのだが、一日中寝たきりの母にはそんなに量は食べられない。
生ゴミを出したくないので、残りを全部私のお腹の中に収め続けていたら、鏡でみてもわかるぐらい太った。
そんなわけで、お昼のお弁当を玄米に変えてみた。
まだその効果は出てませんが。